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ファイナンシャルリテラシーを上げる!お金の基礎知識

ファイナンシャルリテラシーを上げる。お金の基礎知識

日々を生活していると毎月会社からお金が支払われ、そのお金を節約して毎月貯金する人もいれば、ほしいものを買う人もいます。近年、人生100年時代を迎えるにあたって、生き方や働き方を見つめ直すきっかけになっています。そのような変化にはお金の基礎知識が必要ではないかと感じます。

しかし、お金については、学校や会社では教えてくれないというところに落とし穴があります。なので、一度お金の基本について自分で一から学ぶ必要があると思います。今回は、ファイナンシャルリテラシー(※)を上げる!お金の基礎知識についてご紹介していきます。

※ファイナンシャルリテラシー(Financial Literacy)とは、お金に関して読み書きできる能力という意味です。つまり「お金の知識」を意味します。

タコ

人生100年時代に備えて、みんなでファイナンシャルリテラシーを上げよう!

今回はこちらの本を参考にさせてもらいました。項目ごとに分かれており、イラストも多く非常に読みやすい本でした。

節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本(著:坂本綾子)

お金の変化

もともとお金は物々交換の不便さを解決するために生まれました。その変化してきたお金の歴史をおさらいしましょう。

変化1
物々交換1
お互いに交換したいモノが一致しないと交換がうまくいかない。そこで自分が持っているモノを一旦布や米などに交換し、欲しいものと交換していた。
変化2
金貨や銀貨
時間が経っても腐らず、加工がしやすい金属がお金の役割を果たすように。(紀元前10~7世紀ごろ)
変化3
預り証
金貨や銀貨は大量だと持ち運びが大変なうえ、落とす危険も。そこで預り証が誕生しました。これが紙幣の始まりです。(日本では17世紀ごろ誕生)
変化4
通貨
日本では藩が発行する紙幣があったが、1889年に正式にお札を発行できるのが日本銀行だけになりました。
変化5
クレジットカード
一旦カード会社に立て替えてもらい、複数の支払いをまとめて定期的にカード会社に支払う。
変化6
プリペイドカード
電子データとして金額が記録されたプリペイドカードを購入。お店ではプリペイドカードから代金が引かれる。コンビニなんかでよく使うやつですね。
変化7
デビットカード
カードと銀行口座を連帯させ、カードを使うと同時に銀行口座から代金が引き落としされます。
変化8
電子マネー
電子的なデータで支払いができる。自分のお金を電子マネー発行業者が発行する電子マネーに交換し、カードをチャージして使う。スイカやイコカがこれにあたります。
変化9
スマホ決済
スマートフォンをかさせば支払いができます。支払いに使うお金は事前にチャージしたり、クレジットカードと連帯させたり、銀行口座と連帯させて動かす。
変化10
仮想通貨
インターネット上で使えるお金。

最近ではPayPayなんかも出てきて、お金の支払い方だけでもいろんな選択肢があるので今の自分や少し近い将来にあったやり方を考えましょう。

MEMO
お金の価値を意識して使ってみましょう。例えば1万という数字を見たときに、その価値は本当にあるのか一度俯瞰して考えてみましょう。自分が1万円を稼ぐ労力と欲しいものを比較するのもいいと思います。

お金の6つの機能

書いていることは当たり前ですが、お金の機能について、復習しましょう。お金を全体的に俯瞰することで気づきもあるので、自分の普段のことも考えながら見るのがおすすめですね。

①稼ぐ
生きていくには、まず自分の能力を活かして働き、お金を稼ぐことが基本です。
②納める
稼いだお金から、社会を維持するための費用として税金を納めます。税金のしくみを最低限知っておきましょう。
③貯める
稼いだお金は銀行口座などに財産として貯めておくことができます。
④使う
生活必需品や趣味などざまざまな必要です。子供の教育費や住宅など将来使う金額も把握しよう。
⑤備える
税金や保険料を使って、老後や病気、収入減などに社会全体で備えるのが社会保障です。仕組みを理解し、自分で備える方法も知ろう。
⑥増やす
お金は運用方法によって10万円が15万円になるなど、増やすことができます。
金融ワードMEMO
モノの値段が全体的に上がっていくことをインフレーション(インフレ)、逆にモノの値段が全体的に下がることをデフレーション(デフレ)といいます。

お金を貯める

お金を貯めるについては、バビロン大富豪の教えでも紹介しましたが、大富豪になるための黄金に愛される七つの道具との一つ目に書かれている「まずはじめに収入の十分の一を貯金すること」です。人間の欲望には際限がないので、まずは給料が入ったら、貯金用の口座に最低でも収入の十分の一を入れるようにしましょう。

バビロン大富豪の教え【バビロン大富豪の教え】お金と幸せを生み出す黄金法則を解説

老後に備える

老後に備えるにはまずは年金ですね。年金には大きく分けて2種類あります。

公的年金

国籍を問わず、日本に住む20歳以上60歳未満の人は全員が国民年金保険に入ります。そして65歳に申請すると基礎年金を受け取れます。会社員や公務員は、厚生年金保険にも加入します。その分、年金額は増えます。この2つのことを公的年金と言います。

タコ

ちなみに自分が年を取った時に年金ってなくならないの?(タコは当然もらえませんが笑)

実はマクロ経済スライド(※)というものがあって、公的年金がなくなるということはないのです。(ただ給付水準は下がる可能性は高いですが。)

※マクロ経済スライドとは、そのときの社会情勢に合わせて年金の給付水準を自動的に調整する仕組みです。

私的年金

私的年金とは、公的年金の上乗せの給付を保障する制度のことです。私的年金には、「企業が自社の退職金制度に関する福利厚生の一環として実施する年金」と「個人が任意で加入する年金」があります。

「企業が自社の退職金制度に関する福利厚生の一環として実施する年金」

  • 企業型確定拠出年金
  • 厚生年金基金
  • 確定給付企業年金

「個人が任意で加入する年金」

  • 個人型確定拠出年金(iDeCo<イデコ>)
  • 国民年金基金

お金を増やす

1970年〜1980年代は、本業で稼いだお金を定期預金に入れるだけで、郵便貯金の10年定期預金(※)の金利が、実に8〜12%もあったんです。

※定期預金とは、預け入れから一定期間お金を引き出せない預金のことで、一般的には普通預金よりも金利が高く設定されています。

年金額にしても金額が高かったし、寿命も今よりは短かったのであまりお金について考えなくても、何とかやっていけましたが、低金利・年金の給付減額・人生100年時代にはお金を増やすことを視野に入れておいた方がいいでしょう。ではどのようにして増やせばいいのでしょうか?

資格取得する

資格を取得することで仕事の幅が広がる可能性があります。会社によっては業務にかかわる資格の取得を推薦し、資格手当を出すところもあります。

隙間時間でプチ副業

好きや得意を活かして収入を得る方法です。流行のユーチュ―バーやアフィリエイト、WEBデザイナー、ライター、ネットオークション、ハンドメイドの販売、翻訳、家庭教師など様々あります。

投資

投資商品はたくさんあるので、どれを選ぶか迷ってしまいますが、まずはどんなものがあるかを知っておきましょう。

  • 債権
  • 投資信託
  • 株式
  • 外貨預金
  • REIT(不動産投資信託)
  • 不動産
  • 確定拠出型年金
  • NISA
  • つみたてNISA
  • FX

上記は一例ですが、自分にあったものはなんのかを模索していきましょう。

ファイナンシャルリテラシーを上げる!お金の基礎知識まとめ

せっかくお金についての本を読んだり、ネットで検索したりなどして理解でき、ファイナンシャルリテラシーが上がったとしても、自分の行動をおこすところまでしないとただの評論家になってします。これを読んだ方は、ぜひ今日から行動に移して実践していきましょう。

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