私は普段一般企業の広報担当として働いていますが、学生時代は全く勉強もせずに日々を過ごしていました。やがて、就活の時期が来たのでとりあえず就活を始め、なんとか新卒で採用してもらい、今の会社で働いています。
ただ学生時代は勉強も全然できず、ビジネスマナーもほとんど知らなかった私ですが、今では会社の様々な業務を担当させてもらっています。
①広報活動(取材対応、ニュースリリースの作成、メディアコンタクト等)
②広告施策(メディアの選定、紙面の作成等)
③デザインの作成(イラストレーターを使った様々なデザインの作成)
④ホームページの運営(コンテンツの作成、SEO対策、情報更新等)
⑤SNS更新(インスタグラムやフェイスブックなどの情報発信)
⑥販促物の作成などなど(商品の良さを伝えるカタログの作成等)
そんな私がどのようなことをして、ここまで任せてもらえるようになったのかを今までの社会人の経験を紐解き、社会人にとって、基本的な必要なスキルについてご紹介していきたいと思います。
Contents
社会人にとって基本的な必要なスキル14
今回は専門的なスキルではなく、社会人にとって基礎となるスキルをご紹介します。特に新入社員の方やもう一度基礎的なことを復習したい方に見てもらいたい内容です。
スキル①:相手の意見を素直に聞く
当たり前ですが、大切なことです。入社したての頃は素直に聞いていた人でも、少し年数が経つと中々素直に話が聞けません。だいたいの人が自分の意見を正当化し、できない理由を探して言い訳をします。意見があっても、その場ではまず素直に意見を聞きましょう。
スキル②:考える前にまず行動する
頭で考える前にまずは行動に移しましょう。はじめに考え込んでしまうと、自分が考えているうちに社内の意見が変わり、時間が無駄になってしまいます。ある程度、自分の中で考えがまとまったらまずは行動し、失敗することもありますが、改善しならが取り組めば問題ありません。
スキル③:メモをとる
上司などに指示を受けた内容を忘れないようにメモします。日々様々な業務があると思うので、メモしたものを違う紙にまとめることをおすすめします。そうすることで頭の整理にもなりますし、どこになにをメモしたかわからなくなることもありません。
スキル④:上司の一歩先をいく
日々上司から様々な仕事が舞い込んできますが、その上司が想像する一歩先の仕事をするように心がけましょう。また上司に資料などを提出する際は、想定される質問には事前に応えれるようにしておきましょう。
スキル⑤:主体性を持つ
簡単に言えば、自分の意見を持つことです。「上司から言われただけなので。」的な仕事をしているだけでは、仕事をしているというよりは単に作業をしているに過ぎません。アウトプットするしないに関わらず、何事でも「自分ならこうする!」というものを持っておくことが大切です。
スキル⑥:こまめに報告する
仕事はこまめに報告するようにしましょう。自分でも少しめんどくさいなと思うぐらいで丁度です。進めていた仕事の意見が、急に変わることはよくありますので、こまめに報告をしていないと「ここまで仕事進めてたんですけど。。。」ということになります。しかしこまめに報告しておくと、軌道修正が負担なく可能になります。
スキル⑦:感謝をのべる
何かの仕事で助けてくれた人に感謝の言葉を言いましょう。社会人である以上、一人では基本的に仕事することはできません。感謝の言葉をつたえることで、働きやすくなりますし、何か困っているときに助けてくれることもあります。
スキル⑧:何でも質問する
例えば、会話の中でわからない言葉が出てきたら、その場で聞きましょう。「アホだと思われる!」「この人無知だな!」と思われるのが嫌かもしれませんが、大抵自分が思っているだけで、ほとんどの人が教えてくれます。人は基本的に、他の人になんでも教えたがります。
スキル⑨:仕事にとどめをさす
例えば、大事な案件があり、先方にメールをしたとします。メールだと返信が無いと届いたかどうかがわかりません。なので、先方に「メールさせてもらったんですが、見てもらえましたか?」と確認し、仕事にとどめをさします。これをしないと一見仕事が出来ているように思いますが、先方がメールを見ていない可能性があり、仕事が滞る可能性もあります。すべてのこのようにしなくても、大事な内容の仕事や最終確認などの際には、確認すると確実な仕事ができます。
スキル⑩:仕事の順番を考える
緊急性が高く重要性も高い仕事を優先的にするのは普通ですが、次々と仕事が舞い込んでくる中で、どの順番で仕事をしていけばいいのか悩むことがあります。
①午前中は集中力が高い時間帯なので、重要でクリエイティブな仕事をする
②午後はあまり頭を使わない作業的な仕事をする
③業者や社内の人に振る仕事を先に行う
スキル⑪:曖昧な返事はしない
よく人に質問すると「~だと思います。」「~でしょうね。」とはっきり返事をしない人が多いです。それは自分の想像でしかないので、「わからないので確認して、再度回答します。」というようにはっきり言いましょう。曖昧な返事をしてしまうと、間違った情報が伝わり後から大変なことに発展することがあります。なので、知ったようなふりをするのではなく、確認してから返事をするようにしましょう。
スキル⑫:相手の話を聞く
当たり前ですが、意外とできていないのが「相手の話を聞く」ことです。人は往々にして、自分の話をしたくなります。話し合いをしていても、お互いが話を聞く体制になっておかないと、人の話に割って入ったり、相手の話が終わっていないのに意見を言ってしまうことがあります。そうなるとディスコミュニケーションになってしまうので、まずはしっかり相手の話を聞くことを意識しましょう。
スキル⑬:小さな約束も守る
例えば、会社訪問でアポを取っていて、5分遅刻する場合は事前に「5分程遅れます」と電話で入れることです。アポも大事な約束ですから、遅れるのであればなからず、連絡を入れるようにしましょう。そうすると、相手側も「あの人は約束を守る人だ。」という印象になり、小さな約束を守ることで信頼してもらえます。
スキル⑭:必ず返事する
必ず返信が必要ではないメールの場合、メールを返信しない人が多いです。例えば、完成した資料を送ったあと、「ありがとうございます!」など短文でもいいですし、メールの内容について社内で検討するのに数日かかる場合でしたら、「社内で少し検討したいので、少々お時間いただきます。」と一旦返信するなど、あらゆる場面でメールを返信することが大事だと思います。返事することで、メールが届いている確認にもなりますし、メールを受け取った人にもいい印象を与えることができます。また逆の立場になっても、相手から返事がくるようにもなります。
まとめ:ビジネスに役立つ!社会人にとって必要な基本スキルとは?
当たり前のような内容が多かったかもしれませんが、一個一個考えてみると意外にできていないことが多かったのではないでしょうか。いきなりすべてのことを意識して行動することは難しいので、少しずつでも可能な範囲で自分に必要なスキルを身に着けていってはいかがでしょうか。
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