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【書評】小説「アルケミスト」から学ぶ夢の追いかけ方(著:パウロ・コエーリョ)

【書評】小説「アルケミスト」から学ぶ夢の追いかけ方

こんにちは、うえにーです。

今回は、ベストセラーになっているパウロ・コエーリョさんが書かれた小説「アルケミスト~夢を旅した少年~」の書評です。

 


 

この本は、主人公の行動を通じて、夢を追いかけることの大切さを学ぶことができます。まずは簡単に本書のあらすじを説明します。

 

アルケミスとのあらすじ

アルケミストのあらすじ

主人公であるサンチャゴは、スペインのアンダルシアという街で暮らしていました。両親はサンチャゴには神父になって欲しかったのですが、サンチャゴはもっと広い世界が見たいという夢がありました。

 

両親の希望を押しのけ、サンチャゴは旅ができる唯一の手段である羊飼いになりました。そんなある日、サンチャゴは2度同じ夢を見ました。それはエジプトにあるピラミッドに行けば、隠れた宝物を発見できるという夢でした。

 

そこでその真相を確かめるべく、サンチャゴはスペインのタリファという街にいる、夢を解釈してくれる老女に話を聞くことにしました。老女も夢と同様にピラミッドに行けば、隠れた宝物が発見できると明言します。

 

またある日、一人の老人の男と出会い、その男は隠れた宝物の探し方を教えてくれる代わりにサンチャゴの持っている羊の十分の一と交換することを条件としてきました。サンチャゴは迷った末に羊を交換することとし、宝物の探し方を教えてもらいます。それは「前兆に従うこと」でした。

 

そして前兆に従いながら、時には人に騙されて無一文になったり、時にはクリスタルのお店で働きお金を稼いだりしながら、ピラミッドに向かいます。

 

さらに砂漠では部族の戦争に巻き込まれたり、片方では恋をしたりと様々な体験をしながら、なんとかピラミッドにたどり着くサンチャゴ。

 

そこには金や宝石などがたくさんあった・・・のではなく、何もありませんでした。

そう、エジプトにたどり着くまでの「自身の経験」が宝物だったのです。

 

アルケミストから学べること

アルケミストの感想

最後のオチは意外でしたが、私自身やはり「経験」に勝るものはないと感じました。

 

また本書では、所々に名言が隠されています。

 

学ぶ方法は1つしかない。それは行動を通じてだ。

 

傷つくのを恐れていることは、実際に傷つくよりもつらいもの

 

夢の実現を不可能にするたった一つのこと。それは失敗するのではないかという恐れだ

 

上記の名言を含めて、小説「アルケミスト」を一言でまとめると、「やりたいことをやろう!失敗するかもしれない、けど実際に行動して経験することが大切だ!」という結論です。

 

私自身もそうですが、日々忙しい現代人には特に大切な気持ちのように思います。仕事をこなしていると日々の充実感は得られますが、ふと立ち止まった時に「これでよかったのか?」という思いになることがあります。

 

そんな時に「自身の夢」に対して、大切な気持ちを思い出させてくれる小説が今回ご紹介した「アルケミスト」には詰まっています。

 

まとめ

人は大人になると、仕事や結婚、住宅の購入、両親との関係性などでやりたいことが出来なかったり、夢を諦めることが往々にあると思います。

 

しかし死ぬときに後悔することランキングの4位に「自分のやりたいことをやらなかったこと」がランクインしています。

 

ぜひアルケミストを一度読んでいただき、夢を追いかける大切さを学んでみてはいかがでしょうか。

 

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