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【要約】世界一やさしい問題解決の授業をわかりやすく解説

【要約】世界一やさしい問題解決の授業をわかりやすく解説

日々生活している中でこんな悩みはないですか?

 

  • 将来の夢が見つからない・・・。
  • 学校の成績が良くないので、克服したい!
  • 仕事で問題や課題がたくさんあるけど、解決方法がわからない!
  • 今年こそダイエットに成功したい!

 

私も実際にそうですが、人の悩みは尽きないものですよね。

 

そんな色んな問題や課題に対して、「考え抜く技術」「考え抜き、行動する癖」を身につけることができる本が「世界一やさしい問題解決の授業」です。


 

世界一やさしい問題解決の授業とは?

世界一やさしい問題解決の授業

「世界一やさしい問題解決の授業」は、学校や会社では決して教えてくれない問題解決の思考法です。

 

本書を読むことで、目の前の問題を解決することが可能になり、自ら責任を持てる人生後悔しない人生を生きることができるようになります。

 

本書の著者である渡辺さんは、かの有名なコンサルティング会社「マッキンゼー」で培った問題解決の思考法を、余すことなく解説してくれています。

 

マッキンゼーとは、1926年、シカゴ大学の経営学教授ジェームズ・O・マッキンゼーらによって創設された経営コンサルティングファーム。世界45カ国に84オフィスを有し、マネジメント・コンサルティング・ファームとしては最大規模。

「7Sモデル」「GEのポートフォリオ(9つのマトリックスによるビジネス・スクリーン)」など、多くのフレームワークを提唱した。

出典:グローバル経営大学院のHPより

 

問題解決能力とは、自分で主体的に考え、決断し、行動することです。何かの壁に直面しても、すぐにあきめずに自分の力で乗り越えていける力のことです。問題解決能力を高めることで、自身の夢や目標、課題を見つけたら、それを実現する可能性を自ら高めていくことができます。

 

あなたの周りに、こんな人はいないですか?

人の考え方は、無数にありますが、大きく分けると4パターンの考え方があります。

 

どうせどうせ子ちゃん

・私なんてどうせ無理

・どうせ、なにをしたってムダ

・失敗したら恥ずかしいからやめておこう

・上司が悪い、先生が悪い、国が悪い

・どうせ私のことなんて理解してくれない

何かの壁に直面するとすぐにあきらめてしまったり、人目を気にして行動しないタイプの人です。結構このようなタイプの人は、多いのではないでしょうか。

 

評論家ちゃん

・問題はこれだよ!

・あの人が悪いんだよ!

・ほら見ろ!だからダメだって言ったじゃないか。

・あとはやっておいて

口だけで批判するのは簡単だけど、実行するのは難しいことが分かっていない評論家タイプの人です。会議でも口だけで意見を言う人は多いですよね。意見するのはいいですが、口で言うだけは簡単です。

 

気合でゴーくん

・よぉーし、やるぞ!

・ダメなのは、気合いが足りないからだー!

・考えている暇があったら動こう!

・先生や先輩の言うとおりにしていれば大丈夫だ!

何でも精神論で考えてしまうイケイケタイプの人です。行動するのはいいのですが深く考えず、とりあえず動きます。また自分なりの考えや意見がないのも特徴的です。

 

問題解決思考

・よぉーし、3か月後までに絶対に〇〇するぞ!

・うまくいかないなぁ。なんてクヨクヨしても始まらない。どうしたらうまくいくか考えよう!

・どうしてこういう問題が起きたのだろう?

問題解決思考の人は具体的な目標があり、問題が起きても前向きに「どうすればいいのか?」を考え抜いてすぐに実行します。必要があれば、方向修正もするのが問題解決思考の人の考え方です。

 

図にすると上図のような感じになります。どうせどうせ子は、グルグルと同じようなところを進んでいて、一向に進んでいません。評論家ちゃんは言っているだけなので、スタートもきれていません。気合でゴーくんは進んではいるが無駄が多く、ゴールまですごく遠回りしています。

 

問題解決思考の人は、進む方向性にブレが少なく、進みながら改善していくので、最短距離でゴールに向かうことができます。

 

問題解決の流れ

問題解決

 

問題解決とは、ひらたくいえば、

「現状を正確に理解し」「問題の原因を見極め」

「効果的な打ち手まで考え抜き」「実行する」ことです。

出典:世界一やさしい問題解決の授業

 

本書で紹介されている思考法は、一般的にはロジカルシンキングと呼ばれるものです。ロジカルシンキングとは、物事を体系的に整理して筋道を立て、矛盾なく考える思考法のことで、日本語に訳すと「論理的思考」と訳されます。

 

問題解決は下記の流れになります。

【問題解決の流れ】

 

①現状の理解→②原因の特定→③打ち手の決定→実行

 

もう少し具体的にするために、「原因の見極め」「打ち手を考える」に分けてみましょう。

 

【原因を見極める】

 

①原因としてありえるものを洗い出す

②原因の仮説を立てる

③どんな分析をするか考え、情報を集める

④分析する

 

本書では原因を見極めるツールとして、「分解の木」を使います。分解の木は、別名「原因追求ツリー」「ロジックツリー」とも呼ばれています。問題をモレなく、ブレなく洗い出しことで原因の見極めることができます。

 

【打ち手を考える】

 

①打ち手のアイディアを幅広く洗い出す

②最適な打ち手を選択する

③実行プランを作成する

 

原因を見極めることができたら、最適な打ち手を考え実行プランの作成まで行います。言葉だけではわかりにくいので、上記の流れを、実際に架空の問題に落とし込んで見ていきましょう!

 

問題解決の具体例

今回の問題の具体例は「ダイエットしているのに全然痩せない」を解決するために、どのようにすればいいかを考えてみました。

 

原因としてありえるものを洗い出す

分解の木を使って現状の問題をモレなくダブりなく洗い出してみました。

ロジックツリー(分解の木)

ダイエットを考えた時の分解の木

 

原因の仮説

原因の洗い出しが終われば、次に原因の仮説を立てます。

 

【仮説】

 

今までランニングのような有酸素運動ばかりしていたが、もしかしたら年々下がっていた代謝が問題だったかもしれない。代謝を上げるために筋肉をつけるのはどうか。

 

どんな分析をするかを考え、情報を集める

先ほどの仮説をもとに、ダイエットに成功した人に話を聞いたり、ダイエット本を読んだり、インターネットなどを活用して情報を収集しましょう。

 

分析する

仮説を立て、情報収集ができれば、分析しましょう。

 

【原因の結論】

 

「色々調べていくうちに、やはり年齢を重ねるごとに代謝が低下することがわかった。代謝を高めるにはある程度、筋トレをしないといけないこともわかった。いきなりジムに入るのは、金銭的にもハードルが上がるので、まずは自宅で可能な筋トレを始めることに決めた。」

 

打ち手のアイディアを幅広く洗い出す

原因がわかれば、次に打ち手を考えます。まずは打ち手のアイディアを幅広く洗い出します。筋トレをすると言っても様々なメニューがあるので、体の部位に分けて考えていきます。

打ち手のアイディア

打ち手のアイディア

 

最適な打ち手を選択する

先ほどの体の部位ごとに分けた筋トレメニューに番号を振り、「効果」「実行のしやすさ」で比較できるグラフに落とし込み、俯瞰してみましょう。

 

最適な打ち手を選択する

「効果」vs「実行のしやすさ」のグラフ

 

どれを選択するかは人それぞれですが、例えば、筋トレを習慣にするまではとりあえず効果はある程度無視して、実行のしやすさを重視するものありかと思います。

 

実行プランを作成する

打ち手が決まれば、筋トレを実行するプランを決めます。実行のしやすさを重視した週間トレーニングメニューを作ります。

 

【実行プラン】

 

月曜日:⑧ダンベルシュラッグ 15回×3セット

火曜日:⑨クランチ 15回×3セット

水曜日:⑩スクワット 30回×3セット

木曜日:休み

金曜日:⑧ダンベルシュラッグ 15回×3セット

土曜日:⑨クランチ 15回×3セット

日曜日:⑩スクワット 30回×3セット

ダイエットに成功していない方は、こんな感じでプランを立ててみるのもいいのではないでしょうか。

 

まとめ

目標を達成できるかどうかは「よいプランを立てる」×「しっかり実行する」という掛け算で決まってきます。

最後は実際に計画したことを「やるか、やらないか」だけなので、しっかり実行できるように行動していきましょう。


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