海外旅行を計画する際に、必ず調べるのが現地通貨を「国内で両替した方がいいのか?」又は「現地に行ってから両替した方がいいのか?」の二択です。もちろんクレジットカードなどを使用する場合もありますが、少なからず現地通貨の現金も持っておきたいと思います。
タコ
うえにー
そこで今回は、海外旅行の現金両替は「国内がいいのか」、「現地(海外)がいいのか」という内容に合わせて、外貨為替レートの見方やポイントも紹介していきたいと思います。
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日本で両替する方がお得?それとも現地で両替する方がお得?
一般的に米ドル・ユーロ・英ポンドの通貨供給量が多い通貨を「メジャー通貨」と呼び、米ドル・ユーロ・英ポンド以外の通貨供給量が少ない通貨を「マイナー通貨」と呼びます。
両替する通貨によっても違いがあるのですが、メジャー通貨の米ドル・ユーロ・英ポンドの場合は、日本で両替したほうが、わずかでも得するケースが多いです。反対に日本で米ドル・ユーロ・英ポンド以外のマイナー通貨を両替すると、為替(両替)手数料が10%以上かかってしまうことがあります。
なので、
●米ドル・ユーロ・英ポンドの場合は日本で両替
●米ドル・ユーロ・英ポンド以外の場合は現地(海外)で両替
という風に、覚えておくと迷うことはありません。
現地(海外)での為替レート見方
現地で見ると目をそむけたくなりますが、現地で両替する場合のポイントは、ズバリ2つです。「為替(両替)レート」と「両替手数料」です。
「為替(両替)レート」とは、ある国の通貨を他の国の通貨に交換するときの取引価格(交換比率)のことを指します。為替レートは、その国の経済情勢の変化などで日々変動します。もう一つの「両替手数料」は、両替所などで独自に定められているものです。
現地での現金を両替するときに、両替所などのお店には上の写真のような形でだいたい表示されています。様々な国の国旗と名前が一覧になっていおり、その横に「BUY」と「SELL」が並んでいます。
「BUY」と「SELL」の意味は、
BUY・・・現地通貨を手に入れる際のレート→数値が高いほど有利
SELL・・・現地通貨で日本円を買う際のレート→の数値が少ないほど有利
なので、現地で両替の際は「BUY」を見ればOKです。ここの数字が高ければ高いほどいいのです。
それと忘れてはいけないのが、両替手数料です。両替手数料は両替所で独自に定められていますので、両替を行う前に確認されることをお勧めいたします。英語だとだいたい通じると思うので、「How much is the service charge?(手数料はいくらですか?)」と尋ねましょう。
実際に上の画像の通り見てみると、フィリピンの現地で日本円10,000円をフィリピン・ペソに変えた場合、10,000円×0.4013(BUY)=4,013フィリピン・ペソとなります。1フィリピン・ペソは日本円で2.12円なので(2020年5月現在)、4,013フィリピン・ペソはおよそ8,500円ということになります。
現地で両替した方がいい場所は?
国によるとは思いますが、現地で両替する際は、空港で市街地まで移動できる分を両替し、空港よりもレートがいい両替所に行って、再度両替するのが良いと思います。事前にレートのいい両替所を調べておくのもいいでしょう。
まとめ:海外旅行の現金両替は国内?海外?外貨為替レートの見方やポイント
ご紹介したポイントさえ押さえておけば、自身で現地両替するとしても損することはないと思います。両替で少しでも得をして現地で遊ぶお金に当てれたらいいと思います。
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