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タイを観光する前に知っておきたいこと

タイを観光する前に知っておきたいこと

昨今、日本からの観光で人気なタイですが、皆さんはタイについての基本的な知識や歴史、文化について、ご存知でしょうか?

私もタイには2回行っていますが、観光名所やアクセス方法などの最低限の情報は事前に調べていきますが、それ以外の情報については、あまり理解していない部分もありました。

そこで、現地に行った際によりいろんな側面で理解を深めるため、タイを観光する前に知っておいて損のない情報をご紹介していきたいと思います!

タイの基本データ

タイ王国の国旗

国旗:中央の紺は国王、その両側の白は宗教、外側の赤は国民を象徴しています。

正式国名:タイ王国

首都:バンコク(Bangkok)

タイの面積

面積:約51万4000km(日本の約1.4倍)

通貨:Baht(バーツ)、補助通貨サタン(Satang)1バーツ=100サタン。

言語:公用語はタイ語。英語は外国人向けホテルやレストランなどでは通じる。

人口:約6,963万人

宗教:上座部仏教95%、イスラム5%

 

バンコクの正式名称って?

ここで問題です!

タイの正式名称をご存じですか??

 

バンコクの正式名称は実に長いんです!!

 

 

 

 

 

正解は…

「クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」

長いですが、意味は「偉大な天使の都」という意味です。笑(意味は短い。。。)

 

タイは仏教徒の国

タイは仏教の国です。仏教にも種類が2種類あり、上座部仏教(じょうざぶぶっきょう)と大乗仏教(だいじょうぶっきょう)があります。

上座部仏教は、タイやラオス、カンボジア、ミャンマー、スリランカなど南アジア中心に広まりました。大乗仏教は、インドからチベット、中国、朝鮮、日本へと伝わりました。(諸説あり)

上座部仏教・・・タイやラオス、カンボジア、ミャンマー、スリランカなど

 

大乗仏教・・・インドからチベット、中国、朝鮮、日本など

上座部仏教のタイでは、男の子は1年か2年間出家し、お寺で修業することが望ましいとされています。一度髪を剃って出家する人も多く見られます。タイのお寺はすごく金ぴかで派手に見えますが、日本も屋根は銅葺きだったので、完成したばかりはピカピカでしたが、高温多湿な日本の気候ではあっという間に錆びてしまったということです。

 

東南アジアの中で唯一植民地にならなかった国

タイでは、明治維新と同じ時期の1868年にチュラ―ロンコーン国王(ラーマ5世)が即位します。東南アジアの周りの国がヨーロッパ諸国に次々と植民地化されていくのを見ていて、「今、近代化をしないとタイも植民地にされてしまう!」という危機感を持ちます。国王の指揮で官僚組織が作られ、さらに軍隊が作られました。そして東南アジアでいち早く近代化し、植民地支配を逃れたんです。

またタイは周りのいろんな国に囲まれています。タイの東側を植民地にいたフランスと西側の植民地にしていたイギリスの両国の緩衝地にもなったという立地の良さもありました。それに合わせて攻めてくる国に対して、巧妙に振る舞ったということです。

 

タイの国民が大切にする生まれ曜日

タイでは自分が生まれた曜日を大切にしています。曜日ごとに色が決まっていて、生まれた曜日の色を身につけたりすることで幸運をもたらすと考えられています。

日→赤、月→黄、火→桃、水→緑、木→オレンジ、金→青、土→紫

タイの政権交代方法とは?

選挙で政権交代が行われればいいのですが、政権側は権力を離したくはない。そんな政権交代が起きないときは、国民が不満を背景に軍隊がクーデターを起こすのです。クーデターを起こした場合でも国王の承認がないと政権はみとめられません。クーデターを起こした将軍は国王にひざまずいて、どうぞ私の政権を認めてくださいとお願いします。国王がそれに承認すると軍部から首相を出して、新しい政権をつくります。

そして世の中が落ち着いてくると再び民政に移管するのです。タイではその繰り返しになっており、政治に関してはまだ成熟していないのです。

 

タイを観光する前に知っておきたいことまとめ

タイのいろんな側面をご紹介しました。タイは仏教徒で、植民地にもならなかった国です。政権交代の仕方も個性が強い国です。そのような観光スポットやグルメなどの観光以外の情報を頭に入れておくと、また普段と違った旅ができるのではないでしょうか。

 

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