2020年12月25日に公開された、映画「えんとつ町のプぺル」を早速見に行ってきました!!この記事にはネタバレする部分も記載するので、真っ新な状態で映画を見たい方は見ない方がいいです。
うえにー
映画「えんとつ町のプぺル」は、お笑い芸人であるキングコング西野亮廣さんが2016年に制作した絵本「えんとつ町のプぺル」を映画化したもので、絵本を書いていた段階で、すでに映画化を目指していたそうです。
はじめに映画「えんとつ町のプぺル」の構想があり、その一部分を抜き取って絵本にしたのが、絵本「えんとつ町のプぺル」で、最初から映画化できるように絵を立体的に描いていたそうです。(西野さんのプランニングが凄いです!)

立体的に描かれた絵本の絵(出典:「映画えんとつ町のプペル」製作委員会)
映画はなるべくして、映画化されたと言っても過言ではないですね。
Contents
映画「えんとつ町のプぺル」のあらすじ
信じて、信じて、世界を変えろ。
厚い煙に覆われた“えんとつ町”。煙の向こうに“星”があるなんて誰も想像すらしなかった。一年前、この町でただ一人、紙芝居に託して“星”を語っていたブルーノが突然消えてしまい、人々は海の怪物に食べられてしまったと噂した。ブルーノの息子・ルビッチは、学校を辞めてえんとつ掃除屋として家計を助ける。しかしその後も父の教えを守り“星”を信じ続けていたルビッチは町のみんなに嘘つきと後ろ指をさされ、ひとりぼっちになってしまう。そしてハロウィンの夜、彼の前に奇跡が起きた。ゴミから生まれたゴミ人間・プペルが現れ、のけもの同士、二人は友達となる。そんなある日、巨大なゴミの怪物が海から浮かび上がる。それは父の紙芝居に出てきた、閉ざされたこの世界には存在しないはずの“船”だった。父の話に確信を得たルビッチは、プペルと「星を見つけに行こう」と決意する。しかしこの町の治安を守る異端審問官が二人の計画を阻止するために立ちはだかる。それでも父を信じて、互いを信じあって飛び出した二人が、大冒険の先に見た、えんとつ町に隠された驚きの秘密とは?(引用:© 西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会)
映画「えんとつ町のプぺル」の映画レビュー
一言でいうとめちゃめちゃ感動しました!!!泣きました!
私が座っていた席周辺の人も、かなり鼻をすすって泣いてました。
また映画を見る前に、2020年12月18日に西野さんが出版した書籍「ゴミ人間」を読んでいたので、映画制作の裏側を知ることで、より感動することができましたので、書籍「ゴミ人間」を読んでから映画をみることをおすすめします。

ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある(著:西野亮廣)
そんな「えんとつ町のプぺル」のえんとつ町は夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる現代社会を描いたものです。それは芸人だった西野さんが実際に絵本作家になることで、他の芸人から「芸人が絵なんて書くな!」と叩かれたことなどが、きっかけで「えんとつ町のプぺル」の物語ができたそうです。
人間はもともと夢を持っていたけど、大人になるにつれて、自分の能力や環境を鑑みて、折り合いをつけて捨ててしまいがちです。そんな中でも未だに夢を持ち続け、磨き行動し続けている人もいます。夢をあきらめた人からすると、後者の夢を追いかけている人が輝くのは自分の判断が間違っていたということを認めなくてはいけなくなるのです。
えんとつ町はえんとつの煙が常に空を覆いこみ、青い空がまったく見えない町です。そんな空には「青い空」や「輝く星」があることを町の人達に主張する主人公「ルビッチ」ですが、町の人達は「そんなものはあるはずがない!」「そんなもの信じているのかよ!」と叩かれてしまいます。しかし、ルビッチは勇気を振り絞り、「誰か見たのかよ。誰も見ていないだろ?だったらまだわかんないじゃないか。」と叫びます。そして、エンディングでは実際に主人公「ルビッチ」とゴミ人間「プぺル」は勇気を持って行動し、本当に「青い空」や「輝く星」があることを証明してみせたのです。
映画の結末は、物語の中盤で読めてくるのですが、「挑戦しあきらめずに頑張って努力を続けていれば、夢は叶う」ということを証明してくれた「ルビッチ」と「プぺル」を自分の現実世界に置き換えた時に、一番の感動が待っています。なのでこの映画は、何かに挑戦しているが中々結果が出ない人が見ると「自分が選んだ道は間違っていない。もっと挑戦が成功するために努力しよう!」という気持ちになる作品だと感じました。
映画「えんとつ町のプぺル」の予告動画
映画「えんとつ町のプぺル」の予告動画はこちら↓
まとめ:キングコング西野作!映画「えんとつ町のプぺル」の映画レビュー
お世辞抜きで見ないと損するレベルの映画でした。「なんとなく絵が嫌い」「キンコン西野が嫌い」という理由だけで見ないのは、はっきりいってもったいないです。子供だけでなく大人でも楽しめる映画になっていますので、ぜひ映画館でご覧ください。
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