先日一人旅してきました、関西から気軽に行ける離島「坊勢島(ぼうぜじま)」をご紹介します。
観光地としてはあまり有名ではない坊勢島ですが、「有名な観光地では無いからこその良さ」と「関西からでも気軽に行けるアクセスの良さ」、「安価に旅行できること」などの良さがあります。
YouTubeでも動画をアップしているので、良ければ見てください!
それでは、坊勢島をご紹介します。
Contents
坊勢島の概要
・エリア:兵庫県姫路市
・人口約2600人
・面積1.87k㎡
・周囲11.9km
・最高地点71m
坊勢島は、瀬戸内海東部、家島諸島中部に位置する島で、家島本島の次に人口が多く、漁業を主要産業とし、兵庫県下で1、2位を争うほどの漁獲高を誇るしまだそうです。
名前の由来:元慶7年(883年)、比叡山の高僧・覚円が坊勢島に流された時、師を慕う弟子数人がこの島に移り住んだことから「坊勢」という名がつけられたと言われています。家島本島の次に人口が多く、島民の多くは漁業にたずさわっています。坊勢島の奈座地区にある坊勢寺跡には往時を偲ぶ漢詩が残されています。883年、比叡山西塔実相院の高僧、覚円が配流されました。その後、覚円を慕って比叡山の若い僧が大勢島に渡ってきたといわれています。また、坊勢という島名は覚円にちなむとも、百済の王子の子孫で、坊勢法師と名乗る水軍の首領にちなむともいわれています。そして現在では漁業の島として知られ、兵庫県下で1、2位を争うほどの漁獲高を誇ります。都会にはない、潮の香りと新鮮な海の幸を味わえます。(姫路市役所のHPから抜粋)
姫路港から坊勢島までは1時間に1本程度の頻度で、坊勢輝汽船株式会社のフェリーの定期船が出ていますので、気軽にアクセスできます。
坊勢島の観光スポットを紹介
先日私が実際に行って良かったと感じた、坊勢島の観光スポットをご紹介します。
らーめんうぉんちゅ
坊勢島では唯一のラーメン屋さんです。干がれい出汁のらーめんは、ここでしか味わえないおいしさがあります。ラーメンは一杯700円です。

チャーシュー丼も絶品です

店内の様子
HP:日洋水産 らーめんうぉんちゅ (nichiyosuisan.wixsite.com)
営業時間 11:00~22:00
定休日:月曜日
弁天島(神権さん)
坊勢漁港の海から突き出した小島は弁天島、別名神権さんと呼ばれています。
かなり小さいですが、岩の上には漁師の守護神である弁財天がまつられています。港からも近いので坊勢に行く際はぜひチェックして見てください。
坊勢展望台
坊勢島の1番の絶景を見たい方は、坊勢展望台に行きましょう。坊勢の港を上から見下ろすことができます。ただ行くまでが結構険しい道ではありますが。

坊勢展望台までの険しい道

坊勢展望台

坊勢展望台から見える絶景
恵美酒神社
坊勢島奈座港西端の山頂にある神社です。蛭子大神を祭神とし、例祭として坊勢の秋祭りが毎年行われる場所でもあります。
坊勢島の町並み
坊勢島は何と言っても町の景色が最高です。港も町も高台からの景色も、都会にはない素晴らしい絶景が楽しめます。

港の風景

迷路のような町の細道

高台からの絶景(ちなみに海見えるのが、日本で2番目に長い浮桟橋です)
坊勢島は、周囲11.9kmなので、歩いて回ることも可能です。少し歩くのがきついと思う方は、コミュニティバスやレンタルサイクルもあるのでそちらをご利用されてはどうでしょうか。
坊勢島へのアクセス方法
JR姫路駅から坊勢島に行く方法もご紹介しておきます。
姫路駅「北口」の神姫バス1番乗り場から姫路港は、片道21分280円で行くことができます。

姫路駅「北口」の1番乗り場の様子
次にフェリー乗り場がある、バス停「姫路港」で降りると、バス停前に坊勢島に行けるチケット売り場があります。

姫路港の様子
チケット売り場には、コンビニやトイレ、待合室もあります。

チケット売り場①
坊勢島へのチケットは片道1,000円です。姫路港から坊勢島(奈座港)までは約30分で行くことができます。また、ここでは坊勢島以外にも男鹿島や家島本島のチケットも売られています。

チケット売り場②
姫路港⇔坊勢島(奈座港)への定期船運航時刻表はこちら。1時間に1本程度あるので非常に便利ですね。
坊勢島観光の目安金額
私が実際に一人旅で、1泊2日で泊まったケースの金額を公開します。
バス代:姫路駅「北口」⇔姫路港 片道280円×2=560円
フェリー代:姫路港⇔坊勢島(奈座港) 片道1,000円×2=2,000円
ご飯代:昼御飯 1,000円×2=2,000円、晩御飯 3,000円
宿泊代:坊勢の宿 山本民宿 素泊まり3,500円
合計:11,060円
現地では現金を使うことがほとんどないので、結構安い旅ができました!
まとめ
今回は離島「坊勢島」をご紹介しました。少し変わった旅をしたいというときは、ぜひ一度訪問してみてはいかがでしょうか。
コメントを残す