旅をする事前に知っておきたい東南アジアの基礎知識

東南アジアの基礎知識

旅行で行く国がどのようなくになのか、日本との関わり方などみなさんはご存じでしょうか?
とくに東南アジアは航空券も比較的安くいけますし、距離的にも近いので行く機会も多いかと思います。そこで東南アジアの国を旅する前に最低限知っておいたほうがいい基礎知識について紹介したいと思います。
基礎知識を身に着けることで、旅がより楽しくなりますし行く国に対しても失礼のないようになります。では早速紹介していきます!

東南アジアとは?

東南アジアは11カ国の国で構成されていています。

東南アジアの地図

国名でいうと、フィリピン、ラオス、インドネシア、タイ、ミャンマー、マレーシア、ブルネイ、シンガポール、東ティモール、ベトナム、カンボジアで成り立っています。

東南アジアの基礎データ

総面積:約450万平方キロメートル

総人口:約6億5000万人(2017年)

宗教:仏教約48%、イスラム教約26%、キリスト教約15%、その他約11%(2016年)

東南アジア諸国連合「ASEAN」

東南アジア諸国連合「ASEAN(アセアン)」は、1967年に結成されました。はじめはインドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシア、タイの5カ国だけの加盟でした。今では東ティモール以外の10カ国が加盟するほどに拡大しています。

ASEANが作られた目的は、実は共産主義への堤防としてつくられたんです。なぜその共産主義の拡大をASEAN各国は恐れたのか?

その理由は、ロシア帝国時代に結成されたロシア社会民主労働党は1917年に社会主義国家をめざして、革命を起こし、皇帝一家を皆殺しにしました。さらに、資本主義は悪だという考えのもとに、資本家を次々に殺してしまったんです。それで東南アジアの国もそのようなことが自国でも起きないようにするため、東南アジアの国と国が結束したということです。

今では時代とともにASEANの目的が変わっていき、経済協力がメインの動きになってきています。2017年にはASEAN設立50周年を迎えました。

 

日本と東南アジアの歴史について

東南アジアに行くと、日本が太平洋戦争中の時に占領した影響がいたるところで残っています。

日本が東南アジアにしてきたこと

その歴史は日本が中国と日中戦争を戦い、太平洋戦争へ突入した時代にさかのぼります。日本は中国と戦っていましたが、裏ではアメリカやイギリスが中国に対して軍事支援を行ったり、アメリカ・オランダ・中国・イギリスが日本に対して経済制裁「ABCD包囲網」を行うなど、様々な国の思惑や動きがあり、日本は多くの東南アジアの国を占領していた歴史があります。それが、有名な「大東亜共栄圏(だいとうあきょうえいけん)」という言葉につながっていきます。

東南アジアへの償い

そのようないきさつもあって、日本は東南アジアの国々を占領したことに対して、賠償金を支払っています。フィリピンに対しては、5億5000万ドルの戦時賠償金を、ベトナムに対しては、3900万ドルを支払いました。インドネシアとビルマ(現ミャンマー)に対しては、個別で平和条約を結び、それぞれ2億2308万と2億ドルを支払いました。また、ラオス・カンボジア・マレーシア・シンガポールに対しては、経済協力として支援金を支払っています。その総額は、2327万7793ドルになります。

戦時賠償金から始まって、形をかえて今も続いているものがあります。それがODA(政府開発援助)です。東南アジアに行くと「日本人の援助でつくった橋」や「日本人の援助で作られた道路」などがあります。

インドネシアとデヴィ夫人の関係

余談ですが、芸能人で有名なデヴィ夫人は、実はインドネシアのスカルノ大統領の夫人だったんです。1962年にスカルノさんと結婚しました。デヴィ夫人は、純粋な日本人で名前は「根本七保子さん」。赤坂の高級クラブ「コパカバーナ」でホステルとして働いているときにスカルノさんと出会いました。根本さんはスカルノ大統領の第3夫人となりました。イスラム教では4人まで妻を持つことができ、4人全員が平等なのです。余談でした。。。

東南アジアの基礎知識まとめ

東南アジアの基礎的なデータや、日本と東南アジアの関わり合いについてご紹介してきました。日本が東南アジアに対して行ってきたこと、その償いによる賠償金の支払いや経済支援などをしている歴史について書いてきました。また、ここにはかいていませんが日本と東南アジア以外にも、過去には様々な国が東南アジアを植民地にしたり、争いが起きました。

現在も東南アジアでは、国ごとに様々な問題を抱えています。それでも私は8カ国の東南アジアの国に、旅行で行ったことがありますが、旅すると非常に楽しい場所ばかりです。だましや日本ではありえないこともありますが、いい意味で刺激のある国ばかりです。ただ単に、観光地巡りやご当地グルメを食べて回るのもいいですが、ご紹介したような日本と東南アジアの歴史のことも理解しておくことで、また今までとは違った旅の印象になるのではないでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です